■親の会KOYOクラブ設立の経緯

1999年、流山高等学園1期生の保護者の中に、1年後に迫った卒業後への不安を感じる方が増えてきました。

具体的には、

  • 失職時の対応(会社の都合等で職を失った場合どうするか)
  • 生活の自立(家族を離れて自立するにはどうするか)
  • 悩みを打ち明けたり相談する場(就職後も気軽に話し合いがしたい)

といった内容ですが、これらの不安に対し、皆で力を結集し、なんらかの形でこれからの不安を克服していこうとする動きが生まれました。

そして、1期生、2期生の保護者を中心にPTA内に準備委員会が設けられ、組織として立ち上がりました。

その後、多くの保護者の賛同や学校及びPTAの支援をいただき、2000年4月には第1回総会が開催され、正式に親の会KOYOクラブが設立されました。

■親の会KOYOクラブ誕生物語

~先駆者から開拓者へ 親の会KOYOクラブ20年の軌跡~

親たちの軌跡

■沿革

1999年

流山高等学園PTA本部役員を中心に準備委員となり、千葉大学教育学部附属養護学校「父の樹会」をモデルに設立準備開始
松戸市松戸新田「松戸クリニック」所有の家を借用し活動場所とする。

2000年

会の名称を「親の会KOYOクラブ」とし、第1回総会開催
バスケットボールサークル・音楽サークルを設立

2001年

クラブハウス設立のための土地借用(地域の方から無償提供)

2002年

借用地の整備、井戸設置、プレハブ(現在の第1棟)設置
活動拠点として「クラブハウス」開所
流山市、地域自治会の協力により野々下水辺公園清掃請負を開始

2003年

離職者一時受入れ開始
千葉県中小企業家同友会に入会
千葉支部発足

2004年

「クラブハウス」第2棟設置
介護ヘルパー3級養成講座開講

2005年

「クラブハウス」第3棟設置
介護ヘルパー3級養成講座開講
サッカーサークルを設立

2008年

ークルの支援者の位置付けを顧問に
ソフトボールサークル・鉄道旅行サークル設立

2009年

クラブハウス敷地内にパソナハートフル「アート村工房・流山」開所
「クラブハウス」第4棟設置
相談員設置により相談業務を強化
KOYOクラブ設立10周年記念講演会「知的障害者・発達障害者が被害にあうとき、加害者になってしまうとき(講師:大石剛一郎氏)」開催

2010年

本人向け勉強会開始

2011年

和太鼓サークル設立

2012年

本人の会「絆~ふれあいフレンドクラブ」設立

2013年

PTA・KOYOクラブ共催講演会「幸せな人生は人の役に立つこと~知的障害者に導かれた企業経営から~(講師:大山泰弘氏)」開催